「第61回NHK紅白歌合戦」の公開リハーサルが30日、東京・渋谷の「NHKホール」で行われ、5年ぶり3度目となる大トリを務めるアイドルグループ「SMAP」が登場。事務所の後輩で白組の司会に初挑戦する「嵐」について、司会の先輩でもある中居正広さんは「『嵐』の司会のときに、こうやって大トリを歌わせてもらうのは、いろんな意味で光栄。『嵐』の司会に花を添えることができるような最後になればいいなと思っています」と意気込んだ。5人の司会ぶりについては「まだ“ド頭”のところしか見てないですけど、すごく硬い感じ。緊張してましたね」と話し、アドバイスを求められると「楽しくやってほしいなって思いますね。やっぱり、お祭りなので」とエールを送った。
3度目の大役について、木村拓哉さんは「今年も大トリをやらせていただくのは、とても光栄ですけど責任も大きいと思う。しっかり、悔いなく、いい形で2011年を迎えられるように思い切りできればいいと思います」、稲垣吾郎さんも「すごいことだし責任感も重大。緊張して楽しめるか分からないですけど、気持ちの部分で負けないように、精一杯自分たちの力を出して1年を締めくくりたい」と本番に向けて気を引き締めていた。
木村さんは「今年はメンバーがそれぞれの現場で責任感を持って過ごせましたし、夏はライブもできたので充実した一年だった」と振り返り、稲垣さんは「コンサートができたのが一番大きい。すてきな出来事や出会いがあって、一言でまとめると『感謝』ということに尽きると思う。2011年にもつなげていきたい」と抱負を語った。
2011年は「SMAP」のデビュー20周年のアニバーサリーイヤー。香取慎吾さんは「何かお祭りができたらなと思ってます」、中居さんも「5人で歌以外の活動もしたい」と語り、草なぎ剛さんは「チャレンジしていきたいことはたくさんある。丸くならないで、いろんなことにチャレンジして、ファンの方々の期待をいい意味で裏切るグループでいたいので来年もがんばります」とさらなる進化を誓っていた。
「SMAP」の5人は、今回は「This is love'10 SPメドレー」と題したスペシャルメドレーを披露する予定で、関係者によると、選曲は「メッセージ性のある曲と今年の曲で考えている」という。
放送は総合テレビほかで31日午後7時半～同11時45分。（毎日新聞デジタル）
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